1998年入社

江畑 梢子

SHOKO EBATA

二級建築士

INTERVIEW 02

子育てしながら仕事に打ち込める環境に感謝

現在の仕事内容について

県内外の建築物の 施工図を作成

施工図作成が主な仕事です。これまで学校、病院、倉庫、ドラッグストアやスーパーなど秋田県内外の建築物に数多く携わってきました。基本的には社内で作業していることが多いですが、要望があった場合は現場へ出向き、図面をその場で修正することもあります。 私はほとんどデスクに向かって仕事していますが、女性であっても全く現場に出ないという環境ではないので、「私は現場でバリバリ活躍したい!」という志を持った方は、それも可能だと思います。

仕事のやりがいや苦労について

手がけた図面が建築物として その地に残るという感動

やはり自分が描いた施工図が現場で活躍しているのを見たときや、それらの建築物を街中で見かけたときはやりがいを感じます。自分にとっては図面でしかなかったものが形になり、人々に活用されているところを目の当たりにした時はとても感動します。 苦労した点は…強いてあげるなら、“女性だから”というハンデが少なからずあったことでしょうか。特に私が入社したばかりの頃は、建築現場=男社会という風潮が今よりもありましたし、現場で活躍できるのはやはり自分よりも男性なんだな、と感じる機会も残念ながらありました。そのときは悔しい思いをしましたが、今は年齢も経験も重ねてきたので、現場での立ち回りやコミュニケーションもスムーズにできるようになりましたね。

女性にとってどんな職場ですか?

出産後も 働きやすい環境づくりを

出産のときは一年間育休を取得し、出産後も時短勤務をさせていただきました。現在も社員の皆さんにサポートしてもらいつつ、仕事と育児を両立できています。さらに土曜出社の日もお休みにしてもらうなど、会社には色々と考慮していただいています。 また、以前在籍していた女性の上司にとても親身になってもらったので、私も次に結婚・出産を迎える後輩には、なるべく寄り添ってアドバイスできる存在になりたいと思っています。そして会社一丸となって、子育てと仕事を両立できる環境づくりを進めていければと思います。

入社を検討されている方にメッセージ

「分からないことは自分から聞く」 積極的な姿勢が大切

今の建設業界は、男性はもちろん女性も活躍できる環境です。 しかし性別に関係なく、社会人として成長するためには、ひるまずに前進する意欲と、時には図太さも必要だと思います。「分からないことは自分から積極的に質問し、自分なりに解決する」という姿勢を持ちながら、仕事に臨んで欲しいと思います。 入社前でも入社後でも、自分のやりたいことや目標を見つけて、それを最後まで遂行する努力をすれば、必ずやりがいや達成感を感じられる仕事だと思いますよ。